花のいのち

瀬戸内寂聴さんの小説は初めて読んだけど

やっぱり私もこの人みたいになりたいなと思った。

最初の無心の心って大事だなと思った。

誰かに見せようとして美しくなるのではなく、

何も考えずに美しくなりたいなと思った。

 

花は無心にして蝶を招き

蝶は無心にしてハナを尋ぬ

 

花は蝶が蜜を欲しがっても花はそれを拒まず、蝶が満足するまで、提供する。

私たちは、蝶でこの世界というか自然は花で私たちに無条件に

いろんなものを与えてくれている。

それにあぐらをかくのではなくて、感謝する気持ちをきちんと

していきたいな。

 

分の過ぎた幸福への夢の欲望に心を濁らせてはいけないように生きていきたいな。

人間向上心あるのはとてもいいことだと思うけど、

それに一心になりすぎて周りの人とか自分が今生きられていることへの

感謝の気持ちを忘れてしまったらダメだね。

 

私も花のように、いろんな人に与えられるような人間になりたいなと

思った。

 

妻が二人の子供がいて、年が一回りの人との結婚を愛が確かなら

した方がいいというあと押しをした寂聴さんはいいなと思った。

 

人間、年齢とかそういうものを超えて何か通じるものがあると思う。

それを外見とかで決めないで、ちゃんと見極められるような人に

なりたいな。

 

花の小説を私も書きたくて、

花って咲くときは一瞬だしそれまでの間は

長く長く眠っているけどその一瞬のために全力を尽くしている姿に

とても魅力的だなと思う。

永遠ってないからその一時が幸せで

大事にしようと思えるものなんじゃないかなと。

 

だから、その一瞬を伝えたいな。