だれも知らない小さな国

 

 自分の世界を持っているっていいよね

だれにも、侵攻されず、だれも知らないけれど、自分だけの居場所

そういうものが必要だと思う。

それは、現実世界じゃなくても、物語の中でもいい。

この主人公のいいところは、普通すごいところを見つけたら

友達に自慢するところだけど、そういう気持ちも少しはあったけど

それよりもこの場所を守りたいって思うことの方が強いのが

子供ながらにちゃんと考えているのがいいなと思った。

そして、興味があるからといって、無闇にコロボックルたちを

調べたりしないこと、興味はあるけれどあくまでも、コロボックル

のことをちゃんと考えて行動しているところがいいなと思った。

 

そして、先生もそれをちゃんと分かっていて、そういうところが

素敵だなと思った。

でも、二人ともこの小山をずっと心の中でずっと大事に思っていて

また、ここで再開するなんてなんてロマンチックなんだろう。